音楽イベント

40年以上に渡り、多くのジャズ・ファンを魅了し続けてきた「ウンブリア・ジャズ」では、世界のジャズ・シーンをリードする著名ミュージシャンのライヴを体験できます。キース・ジャレットや ハービー・ハンコックといった有名ミュージシャンも常連として名を連ねるこの祭典。
7月のペルージャは、昼夜を問わず街中がジャズの熱気で包まれます。

夏の野外オペラの代名詞ともなっている「アレーナ・ディ・ヴェローナ・オペラ・フェスティバル」は、マリア・カラスがデビューを飾ったことでも有名なオペラの祭典。毎年6月中旬から9月初旬にかけて、ヴェローナにある古代円形闘技場を舞台に世界トップクラスのオペラ歌手や指揮者が集い、夜毎にきらびやかな舞台を繰り広げます。

「ピッツィカ」と呼ばれるサレント地方伝統の激しい音楽とダンスに酔いしれるお祭り「タランタの夜」。
毎年8月プーリア州各地で開催され、最終日にはメルビニャーノの町に５万人もの観客が集まります。

イタリアに春を告げる風物詩となっている「サンレモ音楽祭」は、1951年から続くポピュラー音楽の祭典。
アリストン劇場を舞台に華やかに開催され、国営放送RAIを通じてイタリア全土に放送されます。

毎年５月にフィレンツェで開かれる「フィレンツェ五月音楽祭」は、1933年に創設された由緒あるオペラ音楽の祭典です。
フィレンツェ市内にある大小の劇場で、さまざまなオペラ作品が上演されます。

イタリアが生んだ大作曲家ジャコモ・プッチーニが暮らしたトスカーナの町トッレ・デル・ラーゴ。
この地で毎年夏に開催されるプッチーニ音楽祭では、プッチーニのオペラ4作品が上演されています。

『セビリアの理髪師』で知られるオペラ作曲家ジョアッキーノ・ロッシーニ生誕の町ペーザロで、毎年8月に開かれる音楽祭。
あまり知られていないロッシーニの作品を鑑賞できるオペラ・ファン垂涎の音楽祭です。

毎年7月から8月にかけてマルケ州のマチェラータで開かれる夏のオペラの祭典。スフェリステリオという野外劇場は非常に優れた音響効果を誇り、1921年にヴェルディの「アイーダ」でオペラの上演 がはじまりました。