イタリア政府は、イタリアの国立の大学・美術学院・音楽院・研究所など、イタリア政府認定の教育・研究機関に留学する日本人を対象に奨学金を給付しています。
奨学金を受けるためには、毎年春に発表される「イタリア政府奨学金留学生募集要項」に従って応募し、選考試験通過後にイタリア外務・国際協力省からの決定を受けなければなりません。
<応募期限>
- オンライン応募システム:2021年7月20日(火)21:00*日本時間
<選考試験日時>
2021年8月12日(木)10:00~13:00
- 当日の状況で終了時間が延びることもあります。
- 東京都の蔓延防止等重点措置が取られたことに伴い、選考試験は対面式ではなく、Zoomを利用したオンライン面接にて行われます。
- 書類選考に合格された方には当館から選考試験に関する詳細のメール通知を送信いたします。
<応募期限>
- オンライン応募システム:2021年7月13日(火)21:00*日本時間
<選考試験日時>
7月15日(木)10:00-16:00
なお、選考試験に関する詳細が決まり次第、当ウェブページにて発表いたします。
2021-2022年度 イタリア政府奨学金留学生募集要項
1. 専攻分野
人文科学、社会科学、自然科学及び芸術(美術、音楽等)
2. 申請可能なコースと受入機関
イタリアの国立の大学・美術学院・音楽院・研究所等、イタリア政府認定の教育・研究機関
▶大学のMaster’s Degree course / Corsi di Laurea specialistica, magistrale(LM)= Laurea di II ciclo
▶大学のPhD program / Dottorati di ricerca
▶大学研究活動:Progetti di Studio in co-tutela(Research under academic supervision)(以下を含む)
イタリア学術会議、国立衛生研究所等の公的研究機関 (CNR, ISS, INFN, INAF, ISPRA etc.)、および、国公立大学、美術館・博物館・公文書館等の公的機関での研究活動
▶美術学院・音楽院:Corsi di alta formazione professionale, artistica e musicale (AFAM)= Corso di Diploma di Primo Livello / Corso di Diploma di Secondo Livello
▶語学コース:Corsi di lingua e cultura italiana
※1.受入機関として以下のものは認められない。
- 大学単科コース:Corsi singoli
- 大学正規コース:(3年の基礎課程、3年の基礎課程と専攻課程の一貫コース)Corsi di Laurea Triennale (L)/ Corsi di Laurea magistrale a ciclo unico (LMCU)
- 大学個人研究 Ricerche individuali
- 大学専門修士課程:Corsi di Master I e di II livello (Master’s Degree)
- 大学専門家育成課程:Scuole di Specializzazione
- クレモナヴァイオリン制作専門学校、保存修復高等研究所修復学校、国立映画学校:Scuola Internazionale di Liuteria di Cremona; Scuola di Alta Formazione e Studio (SAF) dell’Istituto Superiore per la Conservazione ed il Restauro (ISCR), e Scuola Nazionale di Cinema
- イタリア語教育コース:Corsi di aggiornamento/formazione per Docenti di lingua italiana
※2.受入機関の対象となる教育機関はイタリア外務・国際協力省の専用ウェブサイト内で参照できる。
3. 給費期間
奨学金は受入機関別に3ヵ月、6ヵ月または9ヵ月間支給される。
給費期間:
- 2022年1月1日から2022年10月31日までの期間内で6カ月または9カ月
※該当するコースは以下の通り。- 大学のMaster’s Degree course Corsi di Laurea specialistica/magistrale(LM)= Laurea di II ciclo
- 大学のPhD Dottorati di ricerca
- 大学研究活動:Progetti di Studio in co-tutela(以下を含む)イタリア学術会議、国立衛生研究所等の公的研究機関(CNR, ISS, INFN, INAF, ISPRA etc.)、および、国公立大学、美術館・博物館・公文書館等の公的機関での研究活動
- 美術学院・音楽院:Corsi di alta formazione professionale, artistica e musicale (AFAM)
- 2022年1月1日から2022年10月31日までの期間内で3カ月
- 語学コース:Corsi di lingua e cultura italiana
- 2021年11月1日から2022年10月31日までの期間内で6カ月または9カ月
- 2020年度イタリア政府奨学金の給費を受け、2021年度に更新する場合のみ
※奨学金の給費期間以外の費用については自己負担となる。
4. 待遇
● イタリア政府奨学金の規定月額:900ユーロ
● 奨学金給付期間中の健康保険加入料免除
● 授業料は各教育機関の規定に基づいて免除される。ただし、一部の教育機関で例外もある。また、語学コース(上級)の場合は免除の対象外となる。
5. 応募資格
- 日本国籍を有する者
- 健康な者
- 年齢 コースによって以下の通りとなる。
A. 28歳以下の者
※2021年(令和3年)7月20日時点で、28歳に満たない者。ただし、この日に28歳の誕生日を迎える者は応募可能。なお、本年度更新の者は除外される。
・大学のMaster’s Degree course Corsi di Laurea specialistica/magistrale(LM)= Laurea di II ciclo
・美術学院・音楽院:Corsi di alta formazione professionale, artistica e musicale (AFAM)
・語学コース:Corsi di lingua e cultura italiana
B. 30歳以下の者
※2021年(令和3年)7月20日時点で、30歳に満たない者。ただし、この日に30歳の誕生日を迎える者は応募可能。なお、本年度更新の者は除外される。
・大学のPhD Dottorati di ricerca
C. 40歳以下の者
※2021年(令和3年)7月20日時点で、40歳に満たない者。ただし、この日に40歳の誕生日を迎える者は応募可能。
・大学研究活動:Progetti di Studio in co-tutela(Research under academic supervision)なお、大学・研究所によって独自の年齢制限等を設けている場合があるので、各自確認すること。
- 語学能力
A. イタリア語で開講されるコース
イタリア語の十分な能力がある者で、Common European Framework of Reference for Languages CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク基準の中級B2以上のレベルが必要。
※語学コースを希望する場合は、初級A2(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク基準)以上のレベルが必要となる。
B. 英語で開講されるコース
英語の十分な能力がある者で、中級B2(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク基準)以上のレベルが必要。
※英語で開講されるコースの場合にイタリア語能力は問われない。 - www.universitaly.itでオンライン登録
イタリア政府奨学金の応募を受け付けるため、www.universitaly.itでオンライン登録を完了することが必要です。「高等教育 留学手続き」のSTEP3をご参照ください。 - その他
語学コース:Corsi di lingua e cultura italianaは、現在大学に在籍し、イタリア語を専攻する者、或いはイタリア文化会館のイタリア語講座の受講生が対象となる。
6. 出願手続
イタリア外務・国際協力省のポータルサイトStudy in Italyより応募すること。
(「8.オンライン応募システムに関する注意」参照)
応募期限:
2021年7月20日(火曜日)21時 *日本時間
[イタリア時間の7月20日(火曜日)14時]
- 出願書類(■10. 出願書類一覧参照)はオンライン応募システムで応募期限内にアップロードすること。
※アップロードした書類の原本、およびオンライン応募システムの項目に該当しない書類の原本は、合格者のみが選考試験後にイタリア文化会館に提出すること。 - イタリア政府奨学金更新手続きについて
a)大学のMaster’s Degree course / 大学のPhD program / 美術学院・音楽院に限る。
b)オンライン応募システムより応募すること(要登録)。
c)授業の単位取得の証明書(「Statino」、日付と点数が記載されている書類)をスキャンし、アップロードする。2020/2021年度コースにおきまして、15単位(CFU)以上取得したもののみ。
d) 登録先の教育機関で、現在「in corso」であることが明記されている「Carriera dello studente」という証明書を取得し、c)同様にスキャンしてアップロードすること。
*「fuori corso」(留年)の場合は更新が認められない。
※なお、手続き後の審査で更新が認められないこともある。
7. 選考
- 国内選考
日程:(語学試験、専攻科目試験)2021年7月15日(木)10:00-16:00
※詳細については、決定次第、イタリア文化会館よりメール にて7月14日(水)までにお知らせされます。<国内選考に関する注意>
(1) 国内選考(語学試験・専門科目試験)の時間等については、出願期限後の7月14日(水)にイタリア文化会館よりメールで通知する。
(2) 国内選考の結果は試験日当日にイタリア文化会館の公式サイトに掲示されます。 -
音楽・美術専攻の選考について
音楽院及び美術学院を希望される応募者の選考については、演奏などの実技試験を行わずに、他の科目の応募者と同様に面談による語学並びに専攻科目に関する質問に限る。 - 最終決定
(1)国内選考に合格した者は、イタリア大使館を通じて候補者としてイタリア外務・国際協力省に推薦される。
最終決定は同省が行い、その結果は直接本人に通知される。
(2)特別の入学試験が必要とされる大学のMaster’s Degree course、大学のPhD program、美術学院・音楽院コースの応募者は、希望教育機関または研究所の入学試験に合格した場合に限り、奨学金が支給される。
7. 選考
- 国内選考
日程:(語学試験、専攻科目試験)2021年8月12日(木)10:00~13:00
形式:オンライン形式。
東京都の蔓延防止等重点措置が取られたことに伴い、選考試験は対面式ではなく、Zoomを利用してのオンライン面接にて行われます。
※詳細については、決定次第、イタリア文化会館よりメール にてお知らせされます。
<国内選考に関する注意>(1) 国内選考(語学試験・専門科目試験)の時間等については、出願期限後にイタリア文化会館よりメールで通知する。
(2) 国内選考の結果は試験日当日にイタリア文化会館の公式サイトに掲示されます。 音楽専攻の選考について
音楽専攻の選考は、応募者が事前に送る演奏動画2点により行われます。なお、試験の演奏曲目は応募者の責任で判断し、決定すること。例としては、以下のようなケースがある。
例)声楽専攻者:オペラのアリア1曲、および歌曲一曲
ピアノ専攻者:イタリアの作曲者による任意の作品1曲および自由曲1曲など。演奏動画の作成や提出について注意事項
●演奏動画の作成
・音楽専攻の選考で受理できる演奏動画は2点のみ(3点以上の提出は不可)。
・撮影機材は、スマートフォン、タブレット、パソコン、家庭用ビデオカメラ等を問いません。外付けマイク、照明は使用可能。
・演奏動画のデータは、パソコンで再生できるファイル形式で、拡張子がMOVかMP4(スマートフォンの動画でよく使用されている形式)であること。
・作成された動画の音声や映像に関し、作成時の環境(雑音等)や機材よるクオリティは一切考慮されません。
・演奏を途中で止めたり、音声と映像を別撮りして、編集や繋ぎ合わせはしないこと。音の加工や置き換えなど、編集されているものは一切認められません。
・本人確認のため、演奏者の顔がはっきり見えること。また楽器演奏の場合は、楽器を演奏する手元や楽器も映っていること。●提出方法
下記①か②のいずれかで、7月20日(火)21:00までにイタリア文化会館に演奏動画のデータを送信するか、あるいは動画共有サイトYouTubeアップロードして、そのサイトのリンク先を通知する。①規定のファイル形式での演奏動画のデータを大容量ファイル転送サービス(Wetransferなど)を使用して、イタリア文化会館にメールで送信して提出する。
送信先のメールアドレス:[email protected]
応募者のお名前は必ずご記載ください。②動画共有サイトYouTubeに演奏動画をアップロードして、そのリンク先をイタリア文化会館にメールで送信する。
送信先のメールアドレス:[email protected]
※動画は[限定公開]でアップロードし、結果発表まで削除しないこと。
・メールでデータやリンク先を送る場合には、受験者氏名と連絡先を必ず明記して下さい。
・送信された演奏動画のファイルやリンク先に不備があり、動画が観られない等の問題が発生しても、当館では一切関知しませんので、事前によく確認してから送って下さい。- 最終決定
(1)国内選考に合格した者は、イタリア大使館を通じて候補者としてイタリア外務・国際協力省に推薦される。
最終決定は同省が行い、その結果は直接本人に通知される。
(2)特別の入学試験が必要とされる大学のMaster’s Degree course、大学のPhD program、美術学院・音楽院コースの応募者は、希望教育機関または研究所の入学試験に合格した場合に限り、奨学金が支給される。
8. オンライン応募システムに関する注意
- 出生地は戸籍抄本で確認した上で記入すること。
- 婚姻等で姓が変わっている場合は、必ず旧姓も記入すること。旧姓 in 新姓の順番 例:Tanaka in Suzuki
- 各出願書類をスキャンした画像ファイル(PDFファイルなど)をアップロードすること。
- 選択するコースは1つだけを選択すること。
- 教育機関名・コース名は必須項目(ない場合は応募を受付できない)。省略せずwww.universitaly.itに記載されている正しい名称を記載すること。「高等教育 留学手続き」のSTEP4をご参照ください。
9. 留意事項
- 本奨学金に関する一般規定はイタリア外務・国際協力省ウェブサイトを確認すること。
- 本奨学金に関する問い合わせは、イタリア文化会館(メールアドレス:[email protected])に行うこと。ただし、問い合わせは、その年の「イタリア政府奨学金留学生募集要項」の発表から、出願書類提出の締め切りまでの期間とする。 なお、選考試験の内容についての質問には一切回答できない。
- 安全で有意義な留学のため、本奨学金に応募する者は志望校等を選定する際及び奨学金留学生に決定し渡航する際には、各自で必ず事前に留学先国・地域の治安状況等の安全情報をはじめとする留学に関する情報を収集すること。なお、情報収集にあたっては、公的な留学情報機関である独立行政法人日本学生支援機構の「海外留学支援サイト」や海外でのトラブル防止に役立つ世界各国の治安情勢や滞在中の留意点などの安全情報を提供している外務省の「海外安全ホームページ」を活用すること。
10. 出願書類一覧
※オンライン応募システムで応募期限内にアップロードすること。
アップロードした書類の原本、およびオンライン応募システムの項目に該当しない書類の原本は、合格者のみが選考試験後にイタリア文化会館に提出すること。
アップロードする書類:
- 経歴書 (伊文または英文)1部
氏名、学歴[大学以上についての学校・学部・学科名及び卒業/修了(または見込)年月日]、職歴、研究歴[発表論文、著書等(年月日を記入)]、公開演奏会、展覧会の参加、賞歴(年月日を記入)をA4判用紙3枚以内に書くこと。 - 留学中の研究計画書(伊文または英文) 1部
留学志望の理由、留学中の研究計画、帰国後の計画(地位、職業を含む)をA4判用紙3枚以内に記載すること。 - 大学(及び大学院)の学業成績証明書(和文または英文) 原本1部
取得方法などについて当サイトの「出願書類の取得方法」をご参照ください。
在学中の場合は在学証明書(英文)も併せて提出すること。 - 大学(及び大学院)の学業成績証明書の翻訳(伊文または英文) 1部
学業成績証明書の原本は英文で作成されている場合は翻訳は不要です。 - 最終卒業学校の卒業(修了)証明書(和文または英文) 原本1部
取得方法などについて当サイトの「出願書類の取得方法」をご参照ください。 - 最終卒業学校の卒業(修了)証明書の翻訳(伊文または英文) 1部
卒業(修了)証明書の原本は英文で作成されている場合は翻訳は不要です。 - 受入内諾書 (伊文または英文)原本1部
研究所等で研究を希望する者のみ必ず添付すること(大学・美術学院・音楽院への在籍希望者は不要)。指導を受けたい教授等1名もしくは大学から書いてもらうこと。 - 推薦状(和文または英文) 原本各1部
専攻分野について実際に指導を受けた大学教授等2名から書いてもらうこと。
難しい場合は、日本・イタリアの教授等各1名からでもよい。形式自由。
「原本の推薦状が和文の場合」
(1) 伊文または英文に翻訳する。翻訳は応募者以外の者がすること。
(2) 翻訳には翻訳者の署名、および推薦者自身の署名をもらうこと。 - 代表作品の写真(美術専攻者のみ) 1セット
代表作品3点以内のカラー写真をA4判用紙に貼ること。 - 語学能力証明書 原本1部
上記「5.応募資格」の「4.語学能力」を証明するイタリア語あるいは英語(自身に該当する言語)の語学能力証明書原本1部
≪イタリア語の場合≫
各コースに必要なイタリア語レベルを証明する下記A、Bいずれかのイタリア語能力証明書を提出すること。A、Bは原本のみ有効。受講証明書は不可。(A.の証明書は後日返却する。)
●必要とされるイタリア語のレベル(コース別)
(1)大学のMaster’s Degree course / 大学のPhD program / 大学研究活動 / 美術学院・音楽院 の場合はCEFR ヨーロッパ共通フレームワークのB2以上が必要。
(2)語学コースはCEFR ヨーロッパ共通フレームワークのA2以上が必要。
●必要とされる<イタリア語能力証明書>
A. シエナ外国人大学(CILS)、ペルージャ外国人大学(CELI)、ダンテ・アリギエーリ協会(PLIDA)、ローマ第三大学(Certificazione Italiano)の語学能力試験合格証明書。
B. 上記A.に相当する語学能力証明書で、イタリア文化会館、ダンテ・アリギエーリ協会などの教育機関(大学含む)が発行した語学能力を証明する書類。証明書には発行年月日、発行機関の印鑑、責任者の名前が入っていること。
※大学の英語で開講されるコースの場合にイタリア語能力は問われない。
≪英語の場合≫
英語レベルを証明する下記A、Bいずれかの英語能力証明書を提出すること。A、Bは原本のみ有効。受講証明書は不可。(Aの証明書は後日返却する。)
●必要とされる英語のレベル
CEFR ヨーロッパ共通フレームワークのB2以上が必要。
必要とされる<英語能力証明書>
A. CEFR ヨーロッパ共通フレームワークに準拠したレベルで実施された語学能力検定試験による証明書。
B. 上記A.に相当する語学能力証明書で、各種教育機関(大学含む)が発行した語学能力を証明する書類。証明書には発行年月日、発行機関の印鑑、責任者の名前で入っていること。
※CEFR ヨーロッパ共通フレームワークと各英語検定試験の対応に関し、日本国文部科学省のホームページが参考にできます。 - イタリアの教育機関に在籍を証明する書類 1部 (該当者のみ)
※すでにイタリアの教育機関に在籍している者のみ。
合格者のみが提出する書類:
- 写真(5cm×5cm。上半身脱帽。1年以内に撮影したもの。裏にローマ字で氏名を書くこと) 2枚
1枚は「1.出願書」に貼付すること。 - 戸籍抄本 1部(出願書類の一つとして、和文の原本を提出。イタリア語への翻訳は不要。)
<注意>
(1)上記出願書類のうち指示のないものは、開講されるコースの言語(イタリア語、あるいは英語のいずれか)で作成すること。指示のあるものは英語可。
(2) 出願書類で、正本が和文のみしか用意できない場合は、応募者本人が訳したものでよい。
その場合は理由・翻訳者を明記し、必ず正本のコピーとともに提出すること(「7.推薦状」は 除く)。
(3)出願書類は、A4判に統一するか、A4判の大きさに折りたたむこと。A4判より小さい書類は台紙に貼らずにそのまま綴じること。
(4)開封無効の学業成績証明書等も開封して綴じること。
(5)合格者のみが提出する書類等に関しては、「11.語学能力証明書のイタリア語のAに該当する証明書原本、および英語のAに該当する証明書原本」を除いて一切返却しない。
10. 出願書類一覧
※オンライン応募システムで応募期限内にアップロードすること。
アップロードした書類の原本、およびオンライン応募システムの項目に該当しない書類の原本は、合格者のみが選考試験後にイタリア文化会館に提出すること。
アップロードする書類:
- 経歴書 (伊文または英文)1部
氏名、学歴[大学以上についての学校・学部・学科名及び卒業/修了(または見込)年月日]、職歴、研究歴[発表論文、著書等(年月日を記入)]、公開演奏会、展覧会の参加、賞歴(年月日を記入)をA4判用紙3枚以内に書くこと。 - 留学中の研究計画書(伊文または英文) 1部
留学志望の理由、留学中の研究計画、帰国後の計画(地位、職業を含む)をA4判用紙3枚以内に記載すること。 - 大学(及び大学院)の学業成績証明書(和文または英文) 原本1部
取得方法などについて当サイトの「出願書類の取得方法」をご参照ください。
在学中の場合は在学証明書(英文)も併せて提出すること。 - 大学(及び大学院)の学業成績証明書の翻訳(伊文または英文) 1部
学業成績証明書の原本は英文で作成されている場合は翻訳は不要です。 - 最終卒業学校の卒業(修了)証明書(和文または英文) 原本1部
取得方法などについて当サイトの「出願書類の取得方法」をご参照ください。 - 最終卒業学校の卒業(修了)証明書の翻訳(伊文または英文) 1部
卒業(修了)証明書の原本は英文で作成されている場合は翻訳は不要です。 - 受入内諾書 (伊文または英文)原本1部
研究所等で研究を希望する者のみ必ず添付すること(大学・美術学院・音楽院への在籍希望者は不要)。指導を受けたい教授等1名もしくは大学から書いてもらうこと。 - 推薦状(和文または英文) 原本各1部
専攻分野について実際に指導を受けた大学教授等2名から書いてもらうこと。
難しい場合は、日本・イタリアの教授等各1名からでもよい。形式自由。
「原本の推薦状が和文の場合」
(1) 伊文または英文に翻訳する。翻訳は応募者以外の者がすること。
(2) 翻訳には翻訳者の署名、および推薦者自身の署名をもらうこと。 - 選考試験演奏曲目(音楽専攻者のみ) 2点
演奏曲目2曲を録画し、大容量ファイル転送サービス(Wetransferなど)でイタリア文化会館のメールアドレス[email protected]に送信すること。上記「7.選考」の「2. 音楽専攻の選考について」をご参照ください。
なお、音楽専攻の選考のための演奏動画のデータをオンライン応募システムにアップロードする必要はありません。 - 代表作品の写真(美術専攻者のみ) 1セット
代表作品3点以内のカラー写真をA4判用紙に貼ること。 - 語学能力証明書 原本1部
上記「5.応募資格」の「4.語学能力」を証明するイタリア語あるいは英語(自身に該当する言語)の語学能力証明書原本1部
≪イタリア語の場合≫
各コースに必要なイタリア語レベルを証明する下記A、Bいずれかのイタリア語能力証明書を提出すること。A、Bは原本のみ有効。受講証明書は不可。(A.の証明書は後日返却する。)
●必要とされるイタリア語のレベル(コース別)
(1)大学のMaster’s Degree course / 大学のPhD program / 大学研究活動 / 美術学院・音楽院 の場合はCEFR ヨーロッパ共通フレームワークのB2以上が必要。
(2)語学コースはCEFR ヨーロッパ共通フレームワークのA2以上が必要。
●必要とされる<イタリア語能力証明書>
A. シエナ外国人大学(CILS)、ペルージャ外国人大学(CELI)、ダンテ・アリギエーリ協会(PLIDA)、ローマ第三大学(Certificazione Italiano)の語学能力試験合格証明書。
B. 上記A.に相当する語学能力証明書で、イタリア文化会館、ダンテ・アリギエーリ協会などの教育機関(大学含む)が発行した語学能力を証明する書類。証明書には発行年月日、発行機関の印鑑、責任者の名前が入っていること。
※大学の英語で開講されるコースの場合にイタリア語能力は問われない。
≪英語の場合≫
英語レベルを証明する下記A、Bいずれかの英語能力証明書を提出すること。A、Bは原本のみ有効。受講証明書は不可。(Aの証明書は後日返却する。)
●必要とされる英語のレベル
CEFR ヨーロッパ共通フレームワークのB2以上が必要。
必要とされる<英語能力証明書>
A. CEFR ヨーロッパ共通フレームワークに準拠したレベルで実施された語学能力検定試験による証明書。
B. 上記A.に相当する語学能力証明書で、各種教育機関(大学含む)が発行した語学能力を証明する書類。証明書には発行年月日、発行機関の印鑑、責任者の名前で入っていること。
※CEFR ヨーロッパ共通フレームワークと各英語検定試験の対応に関し、日本国文部科学省のホームページが参考にできます。 - イタリアの教育機関に在籍を証明する書類 1部 (該当者のみ)
※すでにイタリアの教育機関に在籍している者のみ。
合格者のみが提出する書類:
- 写真(5cm×5cm。上半身脱帽。1年以内に撮影したもの。裏にローマ字で氏名を書くこと) 2枚
1枚は「1.出願書」に貼付すること。 - 戸籍抄本 1部(出願書類の一つとして、和文の原本を提出。イタリア語への翻訳は不要。)
<注意>
(1)上記出願書類のうち指示のないものは、開講されるコースの言語(イタリア語、あるいは英語のいずれか)で作成すること。指示のあるものは英語可。
(2) 出願書類で、正本が和文のみしか用意できない場合は、応募者本人が訳したものでよい。
その場合は理由・翻訳者を明記し、必ず正本のコピーとともに提出すること(「7.推薦状」は 除く)。
(3)開封無効の学業成績証明書等も開封して綴じること。
(4)合格者のみが提出する書類等に関しては、「11.語学能力証明書のイタリア語のAに該当する証明書原本、および英語のAに該当する証明書原本」を除いて一切返却しない。