トビタテ! 留学JAPANでアーティストのアシスタント体験

福島 里菜

さん

アーティストのアシスタント体験と実践的インターンシップで未来への足掛りを築く

留学体験談

芸術と人とを結ぶアーティストを夢みて

美術大学でテキスタイルデザインを専攻しながら絵画の自主制作も行っていました。在学中に、あるラグジュアリーブランドのコンペティションでグランプリを獲得し、その副賞でイタリア研修旅行に。ミラノ本社やミラノコレクションを視察し、ファミリーブランドの愛、ものづくりへの姿勢、そして街並みや人々の振舞いなど、見聞きし触れるものすべてに魅了され、私もここで何かをつくりたいと思うようになりました。
まずはフィレンツェで1カ月の語学留学を経て、その1年後に大学を休学し、北イタリアでフィールドワークやインターンシップができるところを探しました。
その時にミラノ在住で世界を舞台に活躍する日本人女性アーティストTomoko Nagaoさんに出会いました。そして1年間、彼女のアシスタントを務めながら、作品制作や展覧会におけるプレゼンテーションのノウハウなどを実践的に学ぶことになりました。

多くの出会いから得た新しい発見

Tomokoさんのアシスタントとしての役割は、作品制作やライブペインティング、イベントの補佐など様々。イタリアでアーティストとしてどう生きていくかを間近で感じることができました。特に作品を発表する展覧会に同行することで、作品の値段交渉や社交の場での立ち居振舞いなどを学びました。
アマルフィ海岸のライブペインティングでは、バカンスに訪れた人々と会話しながら描きました。家や学校にこもって制作するよりもずっと楽しく、このスタイルが自分に合っていると気づき、日本でも挑戦してみようと思いました。
また、Tomokoさんは、仕事とプライベートを隔てず、まさにアーティスティックな生き方をし、人間味に溢れて、親近感がありました。一児の母としても尊敬でき、彼女の母性のエネルギーがアーティストとしての原動力となっていることを知って、心から感動しました。

ミラノ・モンツァ通りでのライブペインティング
Tomokoさんとの制作風景

今、そしてこれから

日本とイタリアと人とを結ぶアーティストになりたい

帰国後は大学に復学し、イタリアで得たインスピレーションをもとに卒業制作に取り組んでいます。日本のテキスタイル産地の調査もしています。留学中はイタリア国内のテキスタイル産地を巡りましたが、その中で毛織物産地として有名なビエッラが「織物のまち」群馬県桐生市と姉妹都市提携を結んでいることを知りました。この2つの都市がさらに交流を深めるための橋渡しができたらと考えています。
今後、アートとテキスタイルの分野で日本とイタリアと人とを結ぶアーティストになることが目標です。

  • 留学先の教育機関をどうやって選びましたか?
  • 留学前に通っていた日本の語学学校とつながりのある学校を選びました。何かの時にサポートしてもらえる安心感があったからです。
  • 戸惑ったことや困ったことはありましたか?
  • ビザを持っている場合、入国後8日以内に滞在許可証を取得しなければならないことを現地に着いて知り、慌てました。無事取得できましたが、事前に確認する必要性を実感しました。