イタリアの高校留学で得た英語力で難関大学に合格

中西 志門

さん

イタリアの高校留学を通じて最も変わったのは人前に立った時の振る舞いだと思います。

留学体験談

若いほど有利な語学習得

日本とは違う世界を見てみたい! 見るだけでなく、そこで生活してみたい!そう思ったのが留学のきっかけでした。語学学習は若ければ若いほど良いとされています。そこで、大学まで待たずに高校留学をしようと決意しました。
イタリアを選んだのは、中学時代から「ローマ人の物語」をはじめ塩野七生さんの著作を愛読し、ローマ時代の歴史に興味があったため。その歴史の舞台をいつか訪れてみたいと思っていたのです。
イタリア留学を通じて最も変わったのは人前に立った時の振る舞いだと思います。
イタリアでは通常の授業の際にもプレゼンテーションや口頭試験が数多くあり、苦手だった人前で話すということが非常に上達しました。日本の大学でもプレゼンテーションの場面では、イタリアでの経験が役に立っています。

クラスメイトと一緒
授業の様子

イタリアで培った英語力で志望大学に合格

イタリアの高校で英語力が大きく培われたこと、これが帰国してからの受験の際に大いに役立ち、英語の試験では高得点を獲得。少ない受験準備期間で志望大学に入ることができたのです。
英語に自信がない人も、英語圏でない国で英語を習得することは十分にできるのです。
現地に受験勉強用の教材を持っていく必要はなく、現地での勉強をきちんとこなし、勉強の仕方をしっかり身につければ、帰国後の受験勉強でもそれを十分に活かすことができるはずです。
「高校留学をすると受験で不利になる」と言う人もいます。しかし、不利になるかどうかは留学先での過ごし方によるのではないでしょうか。

旅先で
ヴェネツィアのカーニバル
  • 持って行って便利だったものは何ですか?その理由は?
  • 日伊・英伊辞書。イタリア語と英語を同時に学ぶのに有効!次にiPod touch。辞書を持ち歩くのは面倒なので、iPod touchに辞書アプリをダウンロードしておくと便利です。
  • 留学生活の準備で一番大事なことは何でしたか?
  • 出発の一年前からネイティブの先生にマンツーマンの授業を受け、出発時には文法を一通り終わらせ、言いたいことはある程度伝えられるレベルに。そのおかげでファーストステップでのつまずきはなかったと思います。
  • これから留学する方へのメッセージをお願いします
  • 今、漠然と留学を考えている方へ。もし英語を学びたいと思っているのであれば、必ずしも英語圏でなくても学べますし、非英語圏であれば努力次第でもう一言語習得できます。 イタリアのような非英語圏の国で、他ではできない経験をしてみてはいかがでしょうか。