イタリア語準備
アドバイス

イタリア語の準備方法、語学力のレベルアップのコツ、イタリア語の活用方法など、
大学留学をはじめ、音楽院、美術学院、語学学校などの留学経験を得た先輩からのアドバイスをお届けします。

留学中のイタリア語は、学校の勉強だけでなく、クラスメートや先生とのやりとりや、日常生活のいろいろな場面で必要です。先輩たちの意見を参考にして、これからの留学準備に役立てましょう!

学習方法

留学先の情報はイタリア語で集めて、少しずつイタリア語に慣れるようにしました。(大学・大学院留学)

日本では文法を中心に勉強し、現地の生活を通して、イタリア語を使いながら総合的な語学力をレベルアップ。(高校留学)

イタリア語の勉強は、自分が興味を持てるもの、例えばテレビ番組、アニメ、音楽、映画などから入っていくのがいいと思います。(大学留学)

語学の習得は「継続は力なり」。教科書を眺めたり、インターネットの動画サイトを見るだけでも毎日イタリア語に触れることが大事。(大学院留学)

目的に合わせて個人レッスンを受けました。(音楽院、美術学院留学)

語学学習は読む、聞くに偏りがちなるので、積極的に話す、書くを取り入れると、総合的な語学力をアップできます。(大学留学)

インターネットの動画サイトやウェブ版の新聞で学習。(大学・大学院留学)

毎日放送されるラジオのイタリア語の番組が役立った。(音楽院留学)

可能な限り時間を割くことが重要。(大学・大学院留学)

実用面を考えて、個人レッスンはイタリア語のみで。はじめはわからなかったが、早い段階でコミュニケーションが取れるようになった。(高校留学)

スキル

まず入学試験(面接と口頭試験)のためにスピーキングに力を入れた。(大学・大学院留学)

入学選考では「志望動機」を書いて提出するので、ライティングも必要。大学事務局への問合せや家探しで家主さんとやりとりするための、イタリア語でのメール作成のスキルも。(大学留学)

基礎的な語学力は日本で在籍中の大学の授業で学び、苦手なところを個人レッスンで補いました。(音楽院留学)

授業では専門分野でのディスカッションも。スキルが偏らないよう意識しつつ、リスニングとスピーキングのレベルアップに努め、翻訳を訳しもどすなどのアウトプットも注意しました。(大学院留学)

スピーキングでは発音にも気をつけて学習しよう!発音が悪いとわかってもらえないことも。(音楽院留学)

会話、文法、語彙力、どれも重要ですが、スキルが偏らないようにバランスよく学ぶ。(音楽院、美術学院留学)

論文を書くためのイタリア語は、特別なスキルが必要。多くの学術論文を読み、専門分野に適した語彙や表現方法を磨きました。(大学院留学)

入学後の授業や科目試験のために読む文献が多く、読解力も必要。(大学留学)

コミュニケーションの基本は聴解力。リスニング強化のためイタリアのラジオを毎日30分~1時間程度聴いて、イタリア語のスピードに慣れました。(大学留学)

準備期間にイタリア語能力検定試験B2の合格証明書を取得。入学試験の語学試験が免除され、専門試験に集中できた。(大学・大学院、音楽院留学)

自分の語学レベルを把握するために受験。足りないスキルを確認でき、その後の学習に役立ちました。(大学院留学)

留学後に帰国してから語学能力検定試験を受けて合格。その後の進路の可能性が広がりました。(大学留学)

専門分野

専門は化学。用語は英語などと共通することも多く、覚えるのは容易。むしろ用語を使って文章に組み立てる文法事項や基本的な語彙が重要でした。(大学院留学)

カーデザイン専攻。デザインでしたが、車関係の単語は意識して覚えました。(美術学院留学)

工学が専門。元素記号や化学式、物理の作用など、初歩レベルをイタリア語で確認、専門用語もしっかり覚えておくと、講義についていきやすくなります。(大学院留学)

会計学を専攻。イタリア語での会計用語のチェックや財務諸表のひな型を確認。またインターネットを活用し、会計関連のサイトで専門用語や言い回しなどを調べていました。(大学留学)

専門が音楽。作曲家や作品名など、イタリア語表記を確認。(音楽院留学)

再放送のテレビ番組をインターネットで。人文科学にはRaiの“Ulisse”を、人文科学・自然科学には“Superquark”という番組がおすすめです。知識はもちろんリスニングや語彙の強化に役立ちます。(大学院留学)

イタリア美術史専攻。作品の造形を言葉で分析するのですが、まさにソムリエが微妙な味覚の差を言葉であらわすようなイタリア語のスキルが求められ、形や質感を表現する言葉を覚えました。(大学院留学)

声楽専攻でイタリアオペラを学びに。レッスンを受けるために必要な単語、言い回しや表現も注意して覚えました。(音楽院留学)

総合

語学と留学資金の準備で長期間が必要でした。「時間と留学への想いの強さで乗り越えられる」という言葉に後押しされ、実現できました。(大学留学)

英語での留学だったがイタリア語によって、友人や知人、教授などのネットワークが飛躍的に広がり、新たな価値観も発見できた。この点に着目すると高いモチベーションでイタリア語が学習できる。(大学院留学)

具体的な目的意識を持ちましょう。「なぜイタリアが好きなのか」を掘り下げて、イタリア語の勉強の目的を明確にすると、仕事や学業で忙しくても、きっと続けていけます。(大学留学)

友人グループでの何気ない会話に慣れるのが大変でした。会話自体についていけないことも多々。「今のわからなかった」と言ってしまうのも得策。話に参加する意思を見せれば相手も対応してくれる。「あなたに興味があります」という姿勢は、相手の心を開くきっかけになるのでは。(大学院留学)

興味のあるところに出かけて、現地の人の生活や文化に溶けこむ努力をするのもイタリア語習得の近道。(大学院留学)

語学の準備はかなりの時間がかかるので、早くからの語学準備をおすすめします。(大学院留学)

外国語学習はどちらかというと苦手でしたが、とにかく諦めずに勉強を続けました。(音楽院留学)

時間をかけて語学準備をすることにもメリットが。数回に分けて、複数の都市に短期留学をして、イタリア語、文化や習慣、都市の特徴を学んでから、長期留学の留学先を検討して決めることができました。(大学留学)

わからない時はごまかさないで理解するまで尋ねることが大事。(音楽院留学)

イタリア留学の後にドイツで就職、イタリア語を使う機会が予想以上に多く、留学後ヨーロッパ圏内での活動を考えるなら、イタリア語がなんらかの形で役に立ちます。(大学院留学)

留学先の下見でイタリアを訪れると、日本の学校の授業とは異なるスキルが必要とされていることがわかり、その後の準備のために大変役立った。(音楽院留学)