
生活費の安さ、
それもイタリア留学の重要なメリットのひとつです。
留学の日常生活、どのようなものにどれくらい費用がかかるのでしょうか。
1ヵ月の生活費の内訳とその割合をみてみましょう。
| 物価比較表 | ローマ | 東京 |
|---|---|---|
| 牛乳(1リットル) | 1.31ユーロ(157円) | 188円 |
| 米(1キロ) | 1.98ユーロ(238円) | 275円 |
| りんご(1キロ) | 1.94ユーロ(233円) | 786円 |
| オレンジ(1キロ) | 1.89ユーロ(227円) | 615円 |
| トマト(1キロ) | 2.17ユーロ(260円) | 580円 |
| 牛ステーキ肉(200g) | 2.98ユーロ(357円) | 532円 |
| ミネラルウォーター(1.5リットル) | 0.39ユーロ(47円) | 131円 |
| ワイン(中級、1本) | 5.50ユーロ(660円) | 1,350円 |
| カプチーノ | 1.27ユーロ(152円) | 395円 |
バス、地下鉄など公共交通機関の料金体系が複雑な日本と異なり、イタリアの市内移動は極めてシンプル。ローマ市内なら1.5ユーロ(180円)の1回券で100分まで、異なる路線を乗り継いで利用可能です。また1ヵ月の定期券は35ユーロ(4200円)、自宅から学校への経路に限らず自由にどこへでも行くことができます。
イタリアで学ぶ学生の場合、外国人留学生も全て、待遇はイタリア人の学生と同じです。学生寮や食堂、定期券の購入はもちろん、図書館や博物館から劇場、スポーツジムの利用など、学生割引制度が適用されます(所属の学校、年齢など条件により内容は異なります)。
留学で長期の滞在となると心配になるのが、医療制度。正規留学の場合、その期間中は現地の健康保険に加入することになります。地元のホームドクターに登録し、イタリア一般市民と同様の医療サービスを享受できます。また、イタリアでは、病気、ケガいずれも救急の場合は、出身や国籍に関係なくすべての人が平等に利用できます。