重要 応募期限 再延長のお知らせ
2019-2020年度イタリア政府奨学金留学生のオンライン応募システムに不具合が続いたため、応募期限が再度下記の期日まで延長されます。
●あらたな応募期限:2019年6月12日(水)21:00*日本時間
<応募期限>
●オンライン応募システム: 2019年5月30日(木)21:00*日本時間
<選考試験日時>
6月18日(火)10:00-16:00
・当日の状況で終了時間が延びることもあります。
・会場はイタリア文化会館東京です。
・オンライン応募締切日:6月12日(水)の後、書類選考に合格された方には当館から選考試験を通知いたします。
2019年度 イタリア政府奨学金留学生募集要項
■1. 専攻分野
人文科学、社会科学、自然科学及び芸術(美術、音楽等)
■2. 受入機関
イタリアの国立の大学・美術学院・音楽院・研究所等、イタリア政府認定の教育・研究機関
大学正規コース:Corsi di Laurea specialistica/magistrale(LM)=Laurea di II ciclo (Master’s Degree course)
大学博士課程:Dottorati di ricerca(PhD program)
大学研究活動:Progetti di Studio in co-tutela(Research under academic supervision)
(以下を含む)イタリア学術会議、国立衛生研究所等の公的研究機関:gli enti pubblici di ricerca (CNR, ISS, INFN, INAF, ISPRA etc.)、および、国公立大学、美術館・博物館・公文書館等の公的機関での研究活動:Università pubbliche statali, Enti museali, archivistici riconosciuti
美術学院・音楽院:Corsi di alta formazione professionale, artistica e musicale (AFAM)
語学コース:Corsi di lingua e cultura italiana
※1.受入機関として以下のものは認められない。
・大学単科コース:Corsi singoli
・大学正規コース:(3年の基礎課程、3年の基礎課程と専攻課程の一貫コース)Corsi di Laurea Triennale (L)/ Corsi di Laurea magistrale a ciclo unico (LMCU)
・大学個人研究 Ricerche individuali
・大学専門修士課程:Corsi di Master I e di II livello (Master’s Degree)
・大学専門家育成課程:Scuole di Specializzazione
・クレモナヴァイオリン制作専門学校、保存修復高等研究所修復学校、国立映画学校:Scuola Internazionale di Liuteria di Cremona; Scuola di Alta Formazione e Studio (SAF) dell’Istituto Superiore per la Conservazione ed il Restauro (ISCR), e Scuola Nazionale di Cinema
・イタリア語教育コース:Corsi di aggiornamento/formazione per Docenti di lingua italiana
※2.受入機関の対象となる教育機関はイタリア外務・国際協力省の専用ウェブサイト内で参照できる。
https://studyinitaly.esteri.it
■3. 給費期間
奨学金は受入機関別に3ヵ月、6ヵ月または9ヵ月間支給される。
給費期間:
- 2020年1月1日から2020年10月31日までの期間内で6カ月または9カ月
※該当するコースは以下の通り。
・大学正規コース:Corsi di Laurea specialistica/magistrale(LM)=Laurea di II ciclo (Master’s Degree course)
・大学博士課程:Dottorati di ricerca
・大学研究活動:Progetti di Studio in co-tutela(以下を含む)イタリア学術会議、国立衛生研究所等の公的研究機関:gli enti pubblici di ricerca(CNR, ISS, INFN, INAF, ISPRA etc.)、および、国公立大学、美術館・博物館・公文書館等の公的機関での研究活動:Università pubbliche statali,Enti museali, archivistici riconosciuti
・美術学院・音楽院:Corsi di alta formazione professionale, artistica e musicale (AFAM) - 2020年1月1日から2020年10月31日までの期間内で3カ月
・語学コース:Corsi di lingua e cultura italiana - 2019年11月1日から2020年10月31日までの期間内で6カ月または9カ月
・2018年度イタリア政府奨学金の給費を受け、2019年度に更新する場合のみ
※奨学金の給費期間以外の費用については自己負担となる。
■4. 待遇
奨学金 イタリア政府の規定額:900ユーロ ※健康保険加入料免除
授業料は各教育機関の規定に基づいて免除される。ただし、一部の教育機関で例外もある。また、語学コース(上級)の場合は免除の対象外となる。
■5. 応募資格
- 日本国籍を有する者
- 健康な者
- 年齢 コースによって以下の通りとなる。
A. 28歳以下の者
※生年月日が1990年5月30日以降の者。ただし、本年度更新の者は除外される。
・正規コース:Corsi di Laurea specialistica/magistrale(LM)=Laurea di II ciclo (Master’s Degree course)
・美術学院・音楽院:Corsi di alta formazione professionale, artistica e musicale (AFAM)
・語学コース:Corsi di lingua e cultura italiana
B. 30歳以下の者
※生年月日が1988年5月30日以降の者。ただし、本年度更新の者は除外される。
・大学博士課程:Dottorati di ricerca(PhD program)
C. 40歳以下の者
※生年月日が1978年5月30日以降の者。
・大学研究活動:Progetti di Studio in co-tutela(Research under academic supervision)
大学・研究所によって独自の年齢制限等を設けている場合があるので、各自確認すること。 - 語学
A. イタリア語で開講されるコース
イタリア語の十分な能力がある者で、QCER(英語表記:Common European Framework of Reference for Languages CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク基準)の中級B2以上のレベルが必要。
※語学コースを希望する場合は、初級A2(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク基準)以上のレベルが必要となる。
B. 英語で開講されるコース
英語の十分な能力がある者で、中級B2(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク基準)以上のレベルが必要。
※英語で開講されるコースの場合にイタリア語能力は問われない。 - その他
語学コース:Corsi di lingua e cultura italianaは、現在大学に在籍し、イタリア語を専攻する者が対象となる。
■6. 出願手続
イタリア外務・国際協力省のポータルサイトStudy in Italy(■8.オンライン応募システムに関する注意参照)
より応募すること(要登録)。
応募期限: 2019年5月30日(木曜日)21時 *日本時間
[イタリア時間の5月30日(木曜日)14時]
- 欧文出願書類(■10. 欧文出願書類一覧参照)はオンライン応募システムで応募期限内にアップロードすること。
※アップロードした書類の原本、およびオンライン応募システムの項目に該当しない書類の原本は、イタリア文化会館での選考試験当日、試験受付にて提出すること。 - イタリア政府奨学金更新手続きについて
a)大学の正規コース、美術学院・音楽院の正規コースに限る。
b)オンライン応募システムより応募すること(要登録)。
c)授業の単位取得の証明書(「Statino」、日付と点数が記載されている書類)をスキャンし、
イタリア文化会館(メールアドレス:borsa00@gmail.com)へ6月17日までにメールにて送信すること。
・2年目への進学希望者:1年目の試験で2科目以上の単位取得証明書。
・3年目への進学希望者:1年目のすべての科目及び2年目の2科目以上の単位取得証明
d) 登録先の教育機関で、現在「in corso」であることが明記されている「Carriera dello studente」
という証明書を取得し、c)同様にスキャンしてイタリア文化会館へ6月17日までに送信すること。
*「fuori corso」(留年)の場合は更新が認められない。
※ただし、手続き後の審査で更新が認められないこともある。
■7. 選考
- 国内選考
日程:(語学試験、専攻科目試験、音楽実技試験)2019年6月上中旬のいずれか1日
場所:イタリア文化会館
※日時の詳細については、決定次第、イタリア文化会館ウェブサイト にて発表される。
<国内選考に関する注意>
(1) 国内選考(語学試験・専門科目試験)の集合時間等については、書類提出期限後にイタリア文化会館よりメールで通知する。
(2) 国内選考の結果は試験日当日にイタリア文化会館に掲示され、掲示発表に引き続き留学説明会が行われるので、国内選考合格者は必ず参加すること。なお、説明会の参加にあたっては、必ずパスポートを持参すること。
※日時の詳細については、後日イタリア文化会館のウェブサイトにて発表される。
(3) 美術、建築等を専攻する者は、専攻科目試験の際、自分の作品、デッサン、写真製図等数点を持参すること(美術専攻者は、デッサンを必ず持参すること)。なお、会場の都合により持参する作品については応募者自身が手で持ち込めるものとし、大きな作品については写真または図面等で持参すること。
(4) 音楽実技試験について、試験の演奏曲目は応募者の責任で判断し、決定すること。
例としては、以下のようなケースがある。
例)声楽専攻者:オペラのアリア1曲、および歌曲一曲
ピアノ専攻者:イタリアの作曲者による任意の作品1曲および自由曲1曲など。
その他の専攻の例は挙げませんので、応募者自身が試験の演奏曲目を判断・決定すること。なお、声楽専攻者、およびその他の専攻者で伴奏者などの他の演奏者が必要となる演奏曲目の場合、応募者が演奏者を同伴すること。 - 最終決定
(1)国内選考に合格した者は、イタリア大使館を通じて候補者としてイタリア外務・国際協力省に推薦される。
最終決定は同省が行い、その結果は直接本人に通知される。
(2)特別の入学試験が必要とされるコース(例:大学正規コース、音楽、美術等)の応募者は、希望教育機関または研究所の入学試験に合格した場合に限り、奨学金が支給される。
■8. オンライン応募システムに関する注意
■9. 留意事項
- 本奨学金に関する一般規定はイタリア外務・国際協力省ウェブサイトを確認すること。
イタリア外務・国際協力省政府奨学金募集要項
https://studyinitaly.esteri.it/it/call-for-procedure(イタリア語)
https://studyinitaly.esteri.it/en/node/30 (英語) - 本奨学金に関する問い合わせは、イタリア文化会館(メールアドレス:borsa00@gmail.com)に行うこと。ただし、問い合わせは、その年の「イタリア政府奨学金留学生募集要項」の発表から、出願書類提出の締め切りまでの期間とする。 なお、選考試験の内容についての質問には一切回答できない。
- 安全で有意義な留学のため、本奨学金に応募する者は志望校等を選定する際及び奨学金留学生に決定し渡航する際には、各自で必ず事前に留学先国・地域の治安状況等の安全情報をはじめとする留学に関する情報を収集すること。なお、情報収集にあたっては、公的な留学情報機関である独立行政法人日本学生支援機構の「海外留学支援サイト」や海外でのトラブル防止に役立つ世界各国の治安情勢や滞在中の留意点などの安全情報を提供している外務省の「海外安全ホームページ」を活用すること。
■10. 欧文出願書類一覧(提出先:イタリア文化会館)
※オンライン応募システムで応募期限内にアップロードすること。アップロードした書類の原本、およびオンライン応募システムの項目に該当しない書類の原本は、イタリア文化会館での選考試験当日、試験受付にて提出すること。
- 出願書(オンライン出願書を印刷したもの) 1部
- 経歴書 1部
氏名、学歴[大学以上についての学校・学部・学科名及び卒業/修了(または見込)年月日]、職歴、研究歴[発表論文、著書等(年月日を記入)]、公開演奏会、展覧会の参加、賞歴(年月日を記入)をA4判用紙3枚以内に書くこと。 - 留学中の研究計画書 1部
留学志望の理由、留学中の研究計画、帰国後の計画(地位、職業を含む)をA4判用紙3枚以内に記載すること。 - 大学(及び大学院)の学業成績証明書(英文) 原本1部
在学中の場合は在学証明書(英文)も併せて提出すること。 - 最終卒業学校の卒業(修了)証明書(英文) 原本1部
- 受入内諾書 原本1部
研究所等で研究を希望する者のみ必ず添付すること(大学・美術学院・音楽院への在籍希望者は不要)。指導を受けたい教授等1名もしくは大学から書いてもらうこと。 - 推薦状(伊文または英文) 原本各1部
専攻分野について実際に指導を受けた日本の大学教授等2名から書いてもらうこと。
難しい場合は、日本・イタリアの教授等各1名からでもよい。形式自由。
「原本の推薦状が和文の場合」
(1) 伊文または英文に翻訳する。翻訳は応募者以外の者がすること。
(2) 翻訳には翻訳者の署名、および推薦者自身の署名をもらうこと。 - 写真(5cm×5cm。上半身脱帽。1年以内に撮影したもの。裏にローマ字で氏名を書くこと) 2枚
1枚は「1.出願書」に貼付すること。 - 音楽実技試験演奏曲目(音楽専攻者のみ) 1部(<注意>(4)参照)
音楽実技試験の際に演奏する曲目を記入すること。 - 代表作品の写真(美術専攻者のみ) 1セット(<注意>(3)参照)
代表作品3点以内のカラー写真をA4判用紙に貼ること。 - 戸籍抄本 1部(欧文出願書類の一つとして、和文の原本を提出。イタリア語への翻訳は不要。)
- 語学能力証明書 原本1部
■5.応募資格の4.を証明するイタリア語あるいは英語(自身に該当する言語)の語学能力証明書原本1部
≪イタリア語の場合≫
各コースに必要なイタリア語レベルを証明する下記A、Bいずれかのイタリア語能力証明書を提出すること。A、Bは原本のみ有効。受講証明書は不可。(A.の証明書は後日返却する。)
●必要とされるイタリア語のレベル(コース別)
(1)下記のコースはQCER(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク)のB2以上が必要。
大学正規コース / 大学博士課程 / 大学研究活動 / 美術学院・音楽院 /
(2)下記のコースはQCER(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク)のA2以上が必要。
語学コース
●必要とされる<イタリア語能力証明書>
A. シエナ外国人大学(CILS)、ペルージャ外国人大学(CELI)、ダンテ・アリギエーリ協会(PLIDA)、ローマ第三大学(Certificazione Italiano)の語学能力試験合格証明書。
B. 上記A.に相当する語学能力証明書で、イタリア文化会館、ダンテ・アリギエーリ協会などの教育機関(大学含む)が発行した語学能力を証明する書類。証明書には発行年月日、発行機関の印鑑、責任者の名前が入っていること。
※大学の英語で開講されるコースの場合にイタリア語能力は問われない。
≪英語の場合≫
英語レベルを証明する下記A、Bいずれかの英語能力証明書を提出すること。A、Bは原本のみ有効。受講証明書は不可。(Aの証明書は後日返却する。)
●必要とされる英語のレベル
QCER(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク)のB2以上が必要。
必要とされる<英語能力証明書>
A. QCER(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク)に準拠したレベルで実施された語学能力検定試験による証明書。
B. 上記A.に相当する語学能力証明書で、各種教育機関(大学含む)が発行した語学能力を証明する書類。証明書には発行年月日、発行機関の印鑑、責任者の名前で入っていること。
※QCER(CEFR ヨーロッパ共通フレームワーク)と各英語検定試験の対応に関し、日本国文部科学省のホームページ内にある下記のページが参考にできます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/117/shiryo/__icsFiles/
afieldfile/2015/11/04/1363335_2.pdf - イタリアの教育機関に在籍を証明する書類 1部 (該当者のみ)
※すでにイタリアの教育機関に在籍している者のみ。
<注意>
(1)上記出願書類のうち指示のないものは、開講されるコースの言語(イタリア語、あるいは英語のいずれか)で作成すること。指示のあるものは英語可。
(2) 提出書類で、正本が和文のみしか用意できない場合は、応募者本人が訳したものでよい。
その場合は理由・翻訳者を明記し、必ず正本のコピーとともに提出すること(「7.推薦状」は 除く)。
(3)上記の書類は、それぞれの右上に書類番号を記入し、1~7、9(該当者のみ)、10(該当者のみ)、12、13(該当者のみ)までを順に重ねて、左上をクリップで綴じ、作成すること。「8.写真」の残りの1枚、「11.戸籍抄本」は綴じずに提出すること。
(4)出願書類は、A4判に統一するか、A4判の大きさに折りたたむこと。A4判より小さい書類は台紙に貼らずにそのまま綴じること。
(5)開封無効の学業成績証明書等も開封して綴じること。
(6)提出された書類等は、「12.語学能力証明書のイタリア語のAに該当する証明書原本、および英語のAに該当する証明書原本」を除いて一切返却しない。